Y's companyスクール公演「音楽戦隊ウタウンジャー」終演!🔥

Y's companyスクール公演「音楽戦隊ウタウンジャー」最新作終演!

本日都内某所にて、スクール公演「音楽戦隊ウタウンジャー(台本・演出 飯沼友規さん)」が、大盛況の中、終演いたしました。

これまでのヒーロー3名にメゾソプラノの実川裕紀さんを迎えた、4名編成での最新作となりました。

生徒の皆様及び教職員の皆様方が、闘いの顛末をあたたかく見守ってくださいました。

先生方の中には涙してくださる方もいらっしゃいました。コロナ禍で制限されていた歌がまた戻ってきたような一体感が素晴らしかったとのことです。ラストバトル後の全体合唱「校歌」は、歌詞も美しく、胸に迫るものがありました。

急ですが稽古動画をひとつ

バリトンレッドの名乗り(稽古にて)
炎は脳内イメージです。

キャラクター紹介

バリトンレッド 浜田耕一
テノールブルー&台本・演出
飯沼友規
ソプラノピンク 川田桜香
新ヒーロー“アルトグリーン” 実川裕紀
左:ピアノ・Y's company代表 谷塚裕美

 

ストーリー構成紹介

ざっくりとですが、ストーリーも紹介します。

物語はナレーション(録音)から始まります。

「30 世紀・・・、世界は悪の幻惑団セギディリアによって混沌に満ちていた・・・。

セギディリアのボス、女王ブラックカルメンは歌声で世界中の人々の心を完全に操り、意志のない人形のようにしてしまう「デスチャームボイス(誘惑する歌)」の使い手。その力で世界を自分の思うままにしていた。誰も逆らえず、自由に音楽も聞けない地獄のような世界・・・、人々は絶望の中、 静かに生活してきた。

しかし!そんな危機的状況に立ち上がったヒーローたちがいた! ・・・」

中略

歌で闘うヒーロー「ウタウンジャー」が立ち上がり・・・伝説の「ホーリーチャームボイス(それぞれが得意な歌)」で立ち向かい健闘します・・・が

ナレーション(録音)「最後の最後、逮捕の直前で敵のボス、ブラックカルメンに時空転移装置、そう、タイムマシンで逃げられてしまった!ブラックカルメンの逃げた先は 21 世紀の地球・・・」

ということで、ブラックカルメンが逃げた先は各校の(主に)体育館。人間に化け、潜伏しているというわけです。※音楽教室の舞台となります。

タイムマシンでブラックカルメンを追い、最初に地球に着いたのはバリトンレッド。

闘牛士の歌」で自らを鼓舞した後、バリトンという声域の種類の説明や、ボスからの通信(録音)で作戦を聞くレッド。

そこへテノールブルーが到着し、「オーソレミオ」を歌い自身のホーリーチャームボイスを練ります。

レッドとブルーは二手に分かれてブラックカルメンを捜索、ブルーは地球に降り立ったソプラノピンクと合流します。ソプラノピンクは「オペラ シャモニーのリンダより この心の光」で自らを鼓舞。

一方その頃。

ふと現れた謎のお嬢さんの「オペラ カルメン」より ハバネラ」でレッドは操られてしまっていました。

操られたレッドは、ブルーとピンクの前に謎のお嬢さん「愛野真宵(愛のまよい)」を連れてきて紹介します。

「自分もホーリーチャームボイスを使える」という愛野真宵の言動を怪しむブルーとピンク。しかしレッドは、「4人もチャームボイスが使えるなら早速ハーモニーを奏でよう!」と皆で歌います「合唱曲

「やはり怪しい、おまえの正体はブラックカルメンだ!」と詰め寄るブルーとピンクに、「やはりダメね、実力行使でおまえたちを消すわ」とブラックカルメン。

ラストバトルが始まります。

ラストバトルはナレーション(録音)によって進行し、

ブルーとピンクの攻撃 「オペラ 椿姫より 乾杯の歌」から抜粋

ブラックカルメンの反撃「愛の讃歌」

操られまいと必死に耐えるヒーロー達。

しかしそこでレッドがブラックカルメンの味方をし、2対2の闘いに、、、「交響曲第九番 合唱部分抜粋」

相打ちとなった後、瀕死のブラックカルメンにレッドが駆け寄ります。

「君を助けたい。自由な歌を歌える君はこれからやり直せる。孤独な君には仲間が必要だ。俺たちの仲間に、ヒーローになるんだ」と説得。

ヒーロー達の愛に胸を打たれ改心したブラックカルメンはウタウンジャーのアルトに任命され、これまでの行いを悔い改めてアルトグリーンと名乗り地球を守ることを決意。

ソプラノ、アルト、テノール、バリトンが揃ったウタウンジャーは、ホーリーチャームボイスを高め最後の歌「校歌」を歌います。

「何度も歌いたい曲だが、ホーリーチャームボイスがもう足りない、、みんなも歌ってくれ!」と、全体合唱で校歌。

そこへ「緊急事態発生!」とボスから通信(録音)。

新たな敵の出現により30世記へ戻ることになったヒーロー達は、「21世紀を歌で守るのは君たちだ!」と言い残し、地球を去るのでした・・・
君と旅立とう ピアノソロ

以上で、台本・演出 飯沼友規さんによる約40分のストーリーが幕となります。

ちなみに、曲の日本語歌詞字幕だけでなく、ヒーロー名乗りエフェクトや攻撃音、ボスからの通信等、すべてパソコン操作になるので、Y's company公演ではこのタイミングが非常に重要な役割を占めています。今回の字幕操作は、テノール歌手・江頭隼さんがお手伝いをしてくれ、しかも最後にほんの少し歌ってくれました😄🔥

あらすじ解説、外国語曲の歌詞表示、バトルエフェクト、その他。 ワイズカンパニーの公演ではMacのKeynoteを用いたアイデアも大きな役割を担っています。

というわけで・・

ストーリー紹介、全然ざっくりでなかった気がしますがここまで読んで頂きありがとうございました!!

※ワイズカンパニーでは、音楽教室向け作品(小中高)を2014年から全国各地で発表し、関係者の皆様及び生徒の皆様に大変ご好評頂いております。

Y's company公式ホームページ(こちら)からお気軽にお問い合わせください。

追記

芸術鑑賞会の演目をお探しの学校関係者の皆様は、先日の都内某校での芸術鑑賞会 オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」と共にぜひぜひご検討ください。

おまけ画像

その①

初めて髪に赤を入れました🔥
商品名も偶然
「1DAYクレイジー ブラッディレッド」!

商品詳細リンクはページ下欄にて
Y’s companyサロン公演「Legend of a Hero」より 
血で闘うヒーロー 
一文字紅葉(ブラッディレッド)

その②

出発前にふと気になり、「Y’sのこうもり」で着た筋肉スーツが必要か演出家に聞いたところ、即答でした。

その③

音楽戦隊「ウタウンジャー」前回公演より

投稿者プロフィール

浜田 耕一
浜田 耕一
オペラ歌手・声楽家・声種バリトン。オペラ、各コンサートに出演。物事が面白くなっていく瞬間が好きです。千葉県香取市生まれ。東京都清瀬市在住。国立音楽大学声楽科卒業。二期会会員。Y's company所属。