声楽家 バリトン歌手 浜田耕一
千葉県香取市佐原出身。東京都清瀬市在住。国立音楽大学音楽学部声楽学科（99V）卒業。尚美ディプロマコース修了。二期会オペラスタジオ修了。在学中は主に宗教曲アンサンブル、ドイツリートを学んだ。オペラでは、二期会研修所に入所後、2006年にリリカイタリアーナオペラ澤木和彦氏指揮の下で歌劇「ドン・パスクアーレ」マラテスタ医師役でオペラソリストデビュー。以後オペラでは「魔笛」パパゲーノ役、「リゴレット」題名役、「泣いた赤鬼」青鬼役、など様々な役柄を演じ、日本初演作品等も含めるとこれまでに100役以上を演じている。2014年にはイタリア ビトント市トラエッタ歌劇場にて歌劇「ラ・ボエーム」全幕にマルチェッロ役で出演、好評を得た。
「音楽劇団 熊谷組」での完全創作オペラ作品や、日本歌曲で紡ぐ創作物語「おとのは」、名曲をオリジナルストーリーで繋げた創作エンターテインメント「Y's companyオリジナルコンサートシリーズ”Salon de Y's”（サロンでワイズ）」等、創作プロジェクトにも積極的に出演している。近年は様々な舞台経験を活かして台本執筆や作詞、訳詞、子ども向けコンサートへの出演、構成などにも精力的に取り組み、活動の幅を広げている。
コロナ禍では約2年半にわたり埼玉県公立高校の音楽教諭として勤務し、音楽の楽しさや歌声が持つ魅力、表現の面白さを多くの中高生に伝えるべく尽力した。
二期会会員。板橋区演奏家協会会員。香取市佐原文化協会会員。Y's company所属。